こんにちはJagiです
現在私は趣味でAI技術を研究しながら、仕事でも様々なシステムのフレームワークやデザインを考えたりすることをライフワークにしています
その時、いつも最初に考えることは、その新しい技術やシステムに、どんな目的を持たせるか?です
もともと目的をもって生まれてくる技術もありますが、革新的な技術には意思が無く、ただ新しい「できる」が生まれるだけです
そのできるようになったことに、人間が様々な目的を持たせ、世に出していくのがサービスであり、システムとなるわけです
今の生成AIでいえば、技術的にはただの要約技術にすぎないというのが最も簡単な理解で良いと思います。いろいろな人の脳や手に存在していたスキルをかき集めて要約して、それらを持っていない人に無償で配っているわけです
長い間努力して手にしたスキルも
数千時間かけて学んだ知識も
全てではないですが、一定水準までは、何の努力もせず手にできるようになり、先行者利益も、参入障壁も無いも同然になるわけです
残酷すぎますよね
色々な意見が出て、問題意識や法整備への機運が世に生まれたとしても
例えば、ビデオや録音カセットテープなど記録媒体が大衆化したときどうでしたか?
レンタルビデオ店や古本屋が出たときはどうでしょうか
携帯電話や自動改札などはどうでしょうか
音楽や映像コンテンツのサブスクはどうでしょう?
まだまだたくさんの技術が1970年代くらいから一気に普及しています
そして、市場ではテレビやラジオの視聴率は下がり続け、CDや雑誌、漫画、DVDの売り上げは下がり続け、書店は減り続け、公衆電話や固定電話が無くなり、改札で切符を切る駅員さんは何人減ったのでしょうか?
技術って残酷です
多分その技術がより便利かどうかというのも一つのポイントですが、どちらかというと産業として、よりどちらが儲かるか?という競争に負けたということなんだとも思っています(私的見解
そういう意味では資本主義の弊害なんですかね?
どんなに既存事業者や当事者が反対しても、結局、止めることはできない
もとになった、デジタル圧縮技術の進歩や、その他インターネット関連技術が進化するに従い、次々と生み出される儲かるサービスに人々は熱狂し続ける
自動運転技術が確立されたら?
拡張現実世界ができたら?
人工知能が完成したら?
完全に再生産可能なエネルギー技術ができたら?
これからも技術革新はまったなしで、私たちに残酷な現実を突き付けてくるでしょう。でもそれは、いつも全人口のたった数%のマイノリティの声として淘汰され、その他大勢の人は、やはり自分が当事者になるその日まで、その新しい技術に熱狂して、生きていくのでしょう
それが良いことか悪いことかとか憂うべきことかとか、そんなこと考えても無駄で、物理法則のように市場原理により、弱いから淘汰される。弱り切ったら庇護を受ける。その繰り返しになるだけです
今は、省力化技術やサービスが求められています
私の開発もほとんどのシステムの意志はそこに向かっています。そしてこの省かれる主たる力は、人間の労働力です
つまり働き口を減らし、給与上昇を抑え、企業利益を最大化するシステムを作るのです。そう考えると、なんかバカみたいですよね、ほんと(私的感想
そうそう、バカみたいっていえば、最近セルフレジとか顧客側がこれまで店舗作業だったものを、代替する場面、増えてきましたよね?こないだはコーヒーの入れ間違いを店が訴えて、おじいさんが会社クビになるとか、無茶苦茶な世の中になってますが、よく考えてくださいね
お前ら(企業側)のコスト削減に消費者が無償で付き合わされているのに、別に安く売るわけでもなく、間違えたり、会計せずに持ち帰られても仕方ないような、ちょぼい仕組み使わせといて、何言ってんだ
な に い っ て ん だ っ つ ー の
そんなバカみたいな仕組み押しつけて、サイレント値上げもしておいて、そんぐらいのロスは予算化してコスト計算しとけやぃ、そんで、もっとデザイン良くしなさいよ。それまでは、せめて文句言うなっつーの。
そもそも、ちゃんと価格に反映して、適切な利益とりなさいよ。なんで、私らの時間や労力を金の代わりに奪っていくのさ。
そういうばっちぃやり方はわたしゃ好かんとよ!(誰?
まったくもぅ(プリプリ
えぇっと、何の話しだっけか?
あ、そうそう、技術って残酷ですよね(何がだよ
残酷なのは技術じゃなく、資本主義社会ですね
ではまた。