ちょっと未来のブログ

AI時代のライターです。本ブログは、これからくるAI時代の膨大な情報を、小さいトピックごとにフィットするサイズでご案内しながら、その行く末をちょっと未来の記事としてお楽しみいただけるコンテンツとなっております

AIが判断する善悪が、現代の嫌なヤツを未来で駆逐するか?

 

こんにちはJagiです

ほとんどの人は、自分と気が合う人や、有益な人がまわりにたくさんいると幸せを感じ、敵意を持った人や、自分を見下してくる人がまわりに一人でもいると、人生ぶち壊しです(極端)

つまり幸せに生きていきたいと思ったら、何よりもまず自分に敵意を向ける人や見下してる嫌な人から、遠ざかる必要があります

でも、それが難しいのが、現代社会ですよね(大溜息)

まず、親とかパートナーがこれだと最悪で、子供なら自立するまで離れられないし、夫や妻なら、離婚というパワーのいるイベントをクリアしないと脱出不可能です

さらには、職場や部活の先輩、隣に住むあの人や、SNSで粘着してくるアイツとか、しまいには、全然知らない飯屋の店員に水のお替り頼んで舌打ちされるまで、ありますから、この世は不愉快に溢れていますよ(私的偏見)

これじゃ幸せに生きてくなんて圧倒的無理ゲーというわけです

ところが、この状況がAI時代が進むしたがって変化していきます

まず、なんでこんなに嫌なヤツが世の中に多いかというと(とりあえず日本限定ね)、個々人にゆとりがないからです

金持ちケンカせず・・・ということです(お金なし)

そして、暇人皆、ネトゲに籠る(時間なし)

さらには、腹が満ちればケンカも終わる(我慢多し)
ということでもあります

しかし、これらの問題はAIが進化して、人間が生きるために必要なあらゆるインフラコストが、限りなくゼロに近づいていくにしたがって、人間にはゆとりしかない、という世の中に変わっていき、その結果として、遺伝的な攻撃性を持つ人以外は、穏やかで寛容になると考えています(私的見解)

つまり大多数の人が、暇を持て余したいいひとになる為、みんな幸せに生きていけるようになり、嫌な人とか悪いことをしている人は、誰からも相手されずに、コミュニティの敵として認知され、排除(隔離)される社会になるでしょう

そうなると、嫌なヤツはみんな淘汰され、また、あらゆる場面で選ばれず、選べず、最下層の人類として、日陰のジメジメの隅っこを、朧な人権を抱えて生きていくしかないわけです(言い過ぎ)

ただ、この嫌な人って、誰が決めるんでしょう?

今日はこの点について、未来のエピソードを記事としてまとめましたので、お楽しみいただければと思います
※久しぶり言いますが、すべて私の創作フィクションです。

AIが鮮明にした、過去の過ち

20XX年、AIの進化によって、世界はかつてないほどの豊かさと平和を享受しています。人々はもはや生活のためのインフラコストに悩まされることもなく、衝突や摩擦は極めて稀な現象となりました。しかし、この理想的な社会の一角で、一人の老人が突如として恐怖の淵に突き落とされます。

その日、老人は自宅で平和に過ごしていましたが、突然、公的機関から連絡が入ります。AIによる行動監視システムが、彼を「悪い人間」として認定し、隔離施設への移送が決定されたのです。

老人にはその認定理由が理解できず、何の前触れもなく行われた突然の決定に困惑します。彼は判定を行ったAIに問いただしますが、その答えは彼の想像を超えたものでした。

AI執行官曰く「40年前、あなたが行った虐めが原因です。その行為は時を経ても消えることはなく、被害者だけでなく、その子孫にまで悪影響を与え続けています。」当時は誰もが目をつぶり過小評価されていた悪行が、AIによって計算された結果、時代を超えて彼に犯罪者の烙印を押したのです。

老人はこの事実に深い後悔と反省の念を抱き、隔離を回避するための懇願をしますが、AI執行官は「反省をする必要は無いのです。ただ、あなたは善良な他の市民と同じ空間に存在させることはもうできない」と言い彼の願いを受け入れることはありませんでした。

そして老人は最終的に、悪人だけが送られる隔離空間へと移送されました。

この出来事は、AIによる完璧な社会監視は、一度でも道を踏み外すことなく生きることの重要性を可視化し、善良に生きることはもちろん、それ以上に他人を傷つけないように配慮して生きることが、何よりも重要であることを教えてくれています

ただ、一方で、一部識者からは、人間の善良さには限界はあり、「過ちを改め、挽回する機会をもたらすプログラムの必要性」について提案がされていますが、既にクリーンな人間だけの世界になった世論の支持を得るのは難しい状況となっています

いかがでしたでしょうか?

AIの進化は速く、この未来の出来事は現代を生きる私たちと繋がっている可能性があります

そのことを気に留めていただきながら、今まわりにいる嫌なヤツを見ていただければ、少しほぐれる心もあるのではないでしょうか

ではまた。