ちょっと未来のブログ

AI時代のライターです。本ブログは、これからくるAI時代の膨大な情報を、小さいトピックごとにフィットするサイズでご案内しながら、その行く末をちょっと未来の記事としてお楽しみいただけるコンテンツとなっております

AIが破壊するレビュー市場でインフルエンサーが失う飯の種


こんにちはJagiです

 

最近誰と、何の感想を語りましたか?

映画の感想、スイーツの感想、漫画やアニメの感想、スポーツ観戦の感想など、感想をおしゃべりするのはみんな大好きですよね

 

大好きというか、人と話す内容で、今後の予定などの連絡系を除くと、ほとんど感想しか言ってないまであるかもしれません(それってあなたの感想ですよね?)

 

一応その他に、情報交換や現状報告とか面白ギャグなんかで、日常会話のほぼすべてでしょうか。

 

そんな日常の感想トークですが、商品レビューなどに形を変えれば、その内容や書いた人で価値がつけられていて、インフルエンサーや、レビュワーが消費意欲を喚起して生んでいる、レビュー市場は数十億ドルから数千億ドルに及ぶともいわれています

 

この傾向は10数年前から現代に向かって右肩上がりで成長を続けていて、これからも成長していく市場だと考えられています

 

ただ、なぜこのように市場が成長しているかという部分に目を向けると、全体的に時間の価値が世の中で高まっていることを背景に、自分で考えることのコストが上昇していることが、ひとつの要因になっていると考えられます(私的見解)

 

端的に言ってしまえば、情報収集をしないで買い物すると損をすることは、わかっているが、それほど重要でない買い物やレジャーについては、それをやるのはめんどくさいので、信用できそうな誰かが調べてくれた情報をもとにして決めてしまおう、という動機で生まれた市場ということです

 

つまり、私見にはなりますが、この市場の成り立ちが、前述の通りだとしたら、近い将来、この市場から人間が報酬を得ることはほとんど無くなると私は考えています

 

何故なら、現在進行形で、生成AIを使ったレビュー投稿で、アフィリエイト報酬を得るというやり方を、おすすめ副業として紹介しているインフルエンサーが大量に発生していて、真偽不明のレビュー投稿が今まさに爆発的に増えている状況だからです

 

ステマとは言いませんが、「バイトの書いたレビューかな?」とかAmazonレビューで思うときありますよね(私的偏見)

 

これからはさらに「これAIが書いた奴じゃないか?」と疑ってみなければいけなくなるということです。

 

それじゃ、レビューを参考になんかできないですよね

 

そんなインフルエンサー自ら市場破壊をしている、レビュー市場について、今日は未来の記事をご紹介したいと思います

インフルエンサーの誤算:AI史に刻まれたレビュー市場の破壊

生成AIの黎明期に、一人の有名インフルエンサーがAIを使ったレビュー生成を副業として広めました。この手法は大いに流行し、アフィリエイトプログラムからの報酬獲得を目指し、あらゆるショッピングサイト、グルメサイト、旅行サイトにAIが生成したレビューが溢れるようになりました。

 

この動きは企業にとっても好都合であり、自社製品のレビュー数増加とインプレッションの向上を歓迎しました。

 

しかし、この状況は長くは続きませんでした。生成AIによるレビューが主流となると、消費者はレビューの真実性を疑問視し始め、従来のレビューシステムの信頼性が急速に低下しました。

 

企業もまた、多くのレビューが実体験に基づかないものであることに気付き、市場でのレビューの価値は著しく失われました。

 

時を同じくして、AI自体の進化も加速し、個々の利用者にパーソナライズされた情報提供ができるAIアシスタントが普及しました。

 

このAIの登場により、消費者はもはや表面的なレビューを基に製品やサービスを選択することはなく、信頼性のある情報ソースとパーソナライズされた自身の情報を、AIがマッチングしてくれたものの中から、選ぶようになり、従来のレビューマーケットは完全に崩壊しました。

 

この出来事はAI史における重要な教訓として残り、AI使用の倫理ガイドラインに、すべての新しい使い方は、人工知能による影響検証演算結果の承認を得て許可されるシステムとして反映されました

 

現代では、レビューが実際に人間によって書かれたものであることを証明する「生レビューバッジ」を販売するサービスが登場し、そのバッジのついた情報をソースとしてAIアシスタントが情報提供をするという新たな市場を形成しています

 

いかがでしたでしょうか?

 

イラストの生成や、プログラム生成、レビューやネット記事などのテキスト生成など、次々と新しい使われ方をしているAIですが、その桁違いの速さで、これからいくつもの破壊のAI史を刻むでしょう

 

それも運命でしょうか?

 

ではまた。