こんにちはJagiです
日本人の金融リテラシーはあまり高くなく、貧欲且つ、保守的というのが大勢でしょうか?結果として貯金が選択され、保険が選択され、「使うより貯める」ことでストレスを解消するまであるようです(私的統計)
若い世代は、投資へのハードルはそれほど高くないようですが、30歳くらいまでは親世代がバブル崩壊を経験し、自身もリーマンショックを経験するなどして、投資に抵抗を感じる人も多いようです
そんな大人とは別に、子供たち、例えば小学生にするべきお金の教育は投資というよりは、金融。つまりお金の原理と役割の教育が先にされるようですが、AI時代の子供たちにとって学ぶべき「お金の知識」とは、いったい何でしょう
結論を先に申し上げれば、「お金の正しい価値」の認識の仕方を学ぶ教育です
AI時代のお金の価値は、今より一層不安定になり、人によってその価値に大きな差が生まれる時代になります(それがなぜ起こるかは、今の為替変動の大きさでも何となくイメージできると思いますが、一旦置いといて・・・。)
現代でも所有する「モノ」から、消費する「コト」へと、価値観の移行が起こっていますが、この流れは、AI時代にさらに加速していきます。これは、人類の総労働時間が減り、生産性が高まった結果、端的に言うとみんな「暇」になるからです
その為、その暇をつぶすために「お金の価値」を使うことになるでしょう
ということはつまり、価値を感じる暇つぶしは千差万別、十人十色の為、体感するコスパも人それぞれということになってしまうわけです
例えばですが、料理を作るのが好きな人が暇つぶしの為に、カレーを作るなら、その材料費と、水道光熱費で、例えば3千円。これを毎日やったとして、1か月9万円の暇つぶし料。仮に給料30万の仕事をしている場合、家賃と一緒くらいのコスパの暇つぶしとなります
これが、カラオケでも大体同じくらいですが、成果物が無いので、ちょっとコスパ悪くなります。逆にデジタルイラストなどは、お金がほとんどかからず、飲み会などだった場合は、この倍はお金がかかるでしょう
このように自分が何を楽しいと思うかによって、暇つぶしにかかるコストは増減します
現代は、自分が払えるコストの範囲内で選べる暇つぶしを、それぞれ選択していますが、本来は「やりたいコト」が先で、それに支払うコストが後なのです
この部分が、本来の「お金の価値」であり、自分のやりたいことにかかるお金の価値を認識していることが「正しくお金の価値を認識している」状態となり、これをどうすればできるのか?を学ぶのが、AI時代の子供向けお金の教育となるわけです
今はお金の価値に引っ張られ過ぎている状態で、やりたいコトが制限されて見つけられないと感じている人が多く、教育も同様に、可能な限り安定して多くのお金を手にすることが出来るようにしておけば、やりたいコトを選び取りやすくなりますよ!という教育に見えますね
そこに間違いはないですが、これからのAI時代では、かえって選択肢を狭める結果となるでしょう(私的見解)
では、そんな教育がどうなっていくのか?未来の記事で、覗いてみましょう
※久しぶりなので念のためですが、以下の記事は私の創作です
やりたいコトが見つからない消費が出来ない大人たち
AI時代に突入し、生産性が飛躍的に向上したことで、私たちの生活は一変しました。物資は十分に供給され、労働は任意となり、誰もが豊富な余暇を楽しめる時代がやってきたのです。しかし、そんな恵まれた環境の中でも、「やりたいことが見つからない」という大人たちが増えています。
現代では、エンターテインメントが溢れかえり、選択肢は無限にあります。しかし、AIネイティブ世代になる前のラストナチュラル世代の一部は、幼少期に時間やお金の制約を受けて育った結果、自分の興味や好奇心をうまく見つけることができないのです。
最近の研究によると、この問題は年齢の問題ではなく、金銭を通じた価値判断の能力が低いことが原因とされています。この能力が不十分だと、自分の価値を低く見積もってしまい、そのために消費意欲を無意識に抑制しているのです。
この現象は、AI時代における新たな課題として浮上しています。
この問題に対処するため、「英雄王の心プロジェクト」が始まりました。このプロジェクトは、歴史上の偉大な王たちの生き方や哲学を学び、自分の価値を再認識することを目的としています。参加者は、古代の英雄たちがどのようにして自分の価値を見出し、困難を乗り越えてきたのかを学び、その教訓を日常生活に活かす方法を探ります。
プロジェクトでは、「王様のマントを着て、自信満々に歩く練習」や「王冠をかぶって、重要な決断をするシミュレーション」など、ユニークなプログラムが盛りだくさんです。参加者たちは笑いながらも、自分自身の価値を再発見するプロセスを楽しんでいます。
このプロジェクトは多くの人々に希望を与えていますが、その効果はまだ未知数です。一部の専門家は、このカリキュラムが一時的にモチベーションを向上させるかもしれないが、根本的な価値観の変革には至らない可能性があると指摘しています。
現代では、お金で交換する対象が、「生きるためのモノから生きがいを得るためのコト」に変わりました。
消費は単なる支出ではなく、自分の生の価値を高める手段として捉えられており、生きがいを認知し、育むための教育は、全世代に必須の学びとなっています
いかがでしたでしょうか?
消費傾向は常に変化していますが、それは人間の変化ではなく制限環境の変化かもしれませんね
ではまた。