ちょっと未来のブログ

AI時代のライターです。本ブログは、これからくるAI時代の膨大な情報を、小さいトピックごとにフィットするサイズでご案内しながら、その行く末をちょっと未来の記事としてお楽しみいただけるコンテンツとなっております

親が子供の高位の頭脳として機能してしまってませんか?


こんにちはJagiです

今回はAI時代の子育てシリーズ,子供が言葉をしゃべりだすまでにトライしてみたい育児論を考えてみました

 

現代のこの時期の育児論の大勢は、読み聞かせ、音楽と抑揚とリズム、スキンシップが強いエビデンスを伴って有効とされていますが、AI時代ではここにプラスで、世界観を育てる教育が必要になります

 

ここで育てたい世界観とは、自分が今、目の前の世界の観察者ではなく、一部であるという観念を持つということです。具体的に言えば、当事者意識を育てるということですね

 

AI時代はあらゆる情報は効率化され、インプットは容易です。あらゆるものを与えられた子供たちは、緩やかに自我を奪われていき、自らは何も生み出さなくなり、消費するだけのマシーンのようになってしまいます

 

これを問題だととらえた場合、回避するために根底に持つべき意識は、強い自我をベースにした独善であり当事者意識です(私的見解)

 

具体的には、今そこにあるものを、自らの力で変え、世の中に送り出し、その結果の揺らぎに喜びを感じる心を持つことです

 

与えられたものに疑問を持ち、より素晴らしいものがあるという想像をする

 

それら持ってこそ、AI時代において、また現代の近い将来においても、生を実感できる「生きた人間」になれるでしょう

 

SFに聞こえるかもしれませんが、概念として、人間とそれ以外を分ける境界線が曖昧になるのが、AI時代です。人間でもAIでもどっちでもいいじゃんってことです。この曖昧さを許容して生きることは、悪いことではありませんが、最終的には生きてても死んでてもどっちでもいいじゃんに向かってしまいます

 

最終的に全員がそうなることは避けられないかもしれませんが、今年くらいまでに生まれる子供たちは、まだ、そうではない「世界は自分と、自分以外でできている」という世界観をもって、私たちと価値観を共有することができるのではないかと、考えています(希望

 

では、そんなAI時代の幼児教育の取り組みレポートを、本日の未来記事としてお楽しみください※フィクションであることはお忘れなく

 

注目の乳幼児教育:高倉園長との対談

最近注目されている乳幼児教育施設で採用されている革新的な教育メソッドについて、高倉園長にお話を伺いました。このメソッドが、デジタル化が進む現代社会で、子どもたちが自己の意識と肉体を分離して認識し、現実世界における感受性の低下問題の答えになるのか。新卒一年生のオラが、子どもたちの現実感と身体感覚を結びつける取り組みに迫るぞ。

 

野原:
高倉園長、今日はお時間をいただきありがとうございます。現代社会における子どもたちの育成に関する貴園の取り組みが注目されていますね。

高倉園長:
はい、ありがとうございます。今日は敬語で話すんだね。わかりました。

現代はデジタル技術が急速に進化しており、子どもたちが現実と自己の身体をどのように感じ取っているのかに、私たちは非常に関心を持っています。

 

野原:
確かに、デジタル依存が進むと、現実感が希薄になり、死生観にも影響が出て問題化していますよね。その点に焦点を当てた教育メソッドに取り組んでいると伺いましたが、どのようなものですか?

高倉園長:
私たちは、乳幼児期の子どもたちに対し、主に三つのメソッドを中心にプログラムを組んでいます。第一に、「触れたら、動く世界の体感」です。子どもたちが物理的な触り心地を通じて世界を理解することで、原因と結果を楽しみながら学んでいます。

 

野原:
実際に手を動かして学ぶことは、子どもたちにとって大切ですが、既存の教育と何か違いがありますか?

高倉園長:
ここはほとんど差はありません。当園では特に自分の力を実感させることに重点を置いて、触覚を鍛えているという目的部分に少し違いがあると考えています。

第二には、「声を発すると注目されるという体感」です。乳児が発するさまざまな声に私たちが積極的に反応することで、子どもたちが自分の声には他人に影響を与えることができると学ぶことは、社会性の基盤を形成します。

これにより、自分は注目されている、無視できない重要な存在だと実感し、自尊心の源泉を形成します

 

野原:
子どもたちの自己肯定感の育成にも繋がっているんですね

高倉園長:
はい、非常に重要なポイントです。そして、第三には、子どもたちの動作や表情を模倣することで、彼らの自己認識を高め、他者との関係を育む活動を行っています。このミラーリングを通じて、子どもたちは自分の行動が周囲に影響を及ぼすことを実感し、相互作用の喜びを知ります。これはやがて、行使した力の影響の体感となり、幸福感の源泉となります

 

野原:
なんだか難しいですが、喜び方を学ぶということでしょうか?

高倉園長:

その通りです!すいません少し熱が入りすぎました

 

野原:

では、改めて、これらのメソッドを通じて、子どもたちはどのような成長を遂げているのでしょうか?

高倉園長:

当園の子どもたちは、自分の存在をより強く認識することが出来るようになり、まるで物語の主人公のように万能感や独善性、自己陶酔性を備えた子供に育っていきます。

昨今の世の中は、ゲーム理論やデジタル空間依存の影響で、死に対する恐怖心は薄く、現代の心地よさ、生きやすさに満足している成年世代が大多数ですが、この教育の成果により、次のステージを目指す強い動機を持った勇者たちがこれからの社会を支えてくれると確信しています

野原:
貴重なお話をありがとうございました。

 

編集後記:

高倉園長の取り組みは、多くの保護者や教育関係者にとって大きなヒントになるだけでなく、現代の子供を理解するための重要なキーになると感じたぞ。オラだって、自分の物語の主人公で、オラだけのエンディングを見つけたいと思ってたけど、それが現実では「そうじゃない、これがお前のエンディングだよ」って言われ続けてきたんだぞ。

 

みんなそれを分かってほしいぞ。

 

いかがでしたでしょうか?

AIだけでなく、親も、子供の高位の頭脳として機能してしまってませんか?未知を既知にする喜びも、与えずにつかみ取れば、子供たちの生きる力のひとつになるのではないでしょうか。

 

ではまた。