こんにちはJagiです
今日はAI時代の子育てシリーズの続き、AI時代の子育て環境ってどんな感じかを、社会というよりは親目線で考えて書いていきます
まず大前提として、AIはあらゆることを最適化し平均的にし、自動化します。そのため、例えば、習い事でいうと、英会話、KU〇ON、プール、ピアノあたりが幼児教育四天王って感じですが、英会話とKU〇ONはなくなります(私的見解)
英会話の目的は英語力の習得ですが、AI時代に必要なのは第一言語のスキルなので、例えばオノマトペの表現や、行間、会話の呼吸、比喩など日本語独特の詳細な感情表現を学ぶことになります
KU〇ONなど、反復による脳機能の活性や集中力強化、基礎学力習得を目的とした学習は、脳科学の研究が進むことで、反復ではなくインストールで習得し、集中力を中心とした脳機能の活性は、好奇心育成に方向転換します
具体的には、英会話は演劇や作家の塾に、KU〇ONは、より本能的な刺激に特化した男女別のスクールに変化し男子は狩猟、女子は採集など原始的な好奇心を想起するような内容のものに変わるはずです
残りの二つの体力づくり系と、芸術系は普遍的です
ただ、内容としては、エネルギー消費を最小化する方向で最適化されたものに置き換わっている可能性があります
例えば、プールの場合大量の水を循環、浄化し、大きいスペースが必要なので、バスタブサイズの流れるプールで、一人1レーンというようになるかもしれませんし、ピアノ教室も、両手に別々のことをさせて脳開発することに目的を絞れば、耳と指だけのピアノより、さらに視覚と言語まで使った電子的なタスク(複数のコマを同時に動かす戦略ゲームのようなもの)を、全国で競うような習い事が生まれているかもしれません
このように、能力開発しようと思えば、かなりの水準で短期間に一定レベルまで教育できてしまう状況の子供たちに、親がする教育っていったい何なんでしょう?
ひとつはっきり言えることは、この時代の子供たちは、親世代から見ればすべてを持っている状態が普通になっているということです
この傾向は現代でも、すでに始まっており、自死の動機とも深くかかわっているのではないかと私は考えています
現代の場合は、社会や親が与えた環境と教育と期待値コントロールによって、多くのものを持ち合わせた子供は、早い段階で、「私の人生はピークアウトしていて、これからは失うだけか・・・」と、感じ、希望や願望を持つことなく、緩やかに生気を失っていってるように思えるのです
その私的見解に基づいてではありますが、最初の問いの答え、親ができる教育は「適切な制限をする教育」です
子供が見る心象風景が完璧に満たされることの無いように、行きたいが行けない、知りたいが分からない、見たいが見れないように、やりたいことが思うようにできないように、適切な範囲を見極めて親が邪魔をするのです
その具体的に説明すべきポイントもいくつかありますが、ここからはいつも通り、ちょっと未来の記事という形で、その一部をまとめてみたいと思います
こちらは、まだ来ていない未来の空想のお話としてお楽しみください
幼児教育の新潮流:「制限」を通じて子どもたちを育む塾の実践
最近の幼児教育では、子どもたちにあらゆるものを与える教育から、適切な制限を設けることにより、内発的な欲望や本能的動機づけを育むという新しい教育アプローチが注目されています。
このアプローチを早期に取り入れ、特に子どもたちの競争心や先見性を育むプログラムを実施している、今人気のドラゴン塾を運営する桜木塾長のインタビューをもとに、制限がもたらす学習効果についてご紹介します
塾長によれば、この塾では敢えて子どもたちの遊びや学習に使えるリソースを制限することで、競争と協調のバランスを教えているそうです。
塾長「例えば、同じおもちゃや学習材料を人数分は用意しません。そのため数人の子供たちで共有することになると、当然、その中で競争が生まれます。この環境では、子どもたちは自然と競い合い、ほかの子の行動を予測し、出し抜こうとする技術を習得します」
さらに、このような環境では、喧嘩が起こりやすくなり、時に塾内で裁判が行われるような状況にまでなるそうですが、それこそが重要な学習過程の一部だと塾長は語ります。
塾長「子どもたちは喧嘩を通じて、自分の行動や決定の結果、さらには、そこに至るもとになった動機についてまでも考えるようになります。そして、競争に敗れた時には、その原因を分析し、自己弁護する方法を学びます。何かの所為にして自分を守る方法です。これは、社会で生きていく上で必要な自己表現力や問題解決能力の基礎を築き、何よりどんな環境でも自分の尊厳を守る力を身につけることにつながります」
「また、私はこのような制限により自然発生する競争でのみ、本能的な生命力の強化がされ、人生120年時代を最後まで生き抜く力を育むことが出来ると考えています。今までのわかりやすく教えたり、やりやすい環境を与えるような、大人が満足するだけの、足し算教育では、人類は滅ぶしかないでしょうね」と、締めくくりました
幼児教育の在り方は、近年大転換をしていますが、その成果は、まだ観測できる範囲になく、成否が判明するまで、まだ数十年を要する見込みです
しかし、近年社会問題になっている人類寿命の長短二極化問題に対しても、桜木塾長の取り組みが、問題解決の新しいアプローチになるのでは?といくつかの観測予測タスクで期待されています
いかがでしたか?喧嘩っ早さやズル賢さがステータスになるような世界もあるのかもしれませんよ
まだまだ不定期でつづく!!